老犬が急に食べない。でも検査では異常なし|食べムラが増えた柴犬ももの記録
100円のももちゃんです。
2025年5月、ももはMRI検査で
「脳の萎縮が始まっています。認知症ですね」
と診断されました。
もうすぐ、その日から1年になります。
今日は、ももが認知症と診断されてから私が何度も思い返してきた、戻れるなら戻りたい時期のひとつについて書こうと思います。
それは、12歳のももが急に食べなくなり、食べムラがひどくなった頃のことです。

※この記事は一家庭での実体験の記録です。症状や原因、対応は犬ちゃんによって異なります。気になる変化がある場合は、かかりつけの動物病院へご相談ください。
老犬の食べムラが急にひどくなった|2025年11月中旬
この頃から、ももの食べムラが急にひどくなりました。
もともと食が細く、食べムラもある子だったので、最初はそこまで気にしていませんでした。
でも、どうも様子がおかしい。
・丸一日、お水を飲まない
・ご飯も食べない
・そんな日が少しずつ増えていく
「ただの食べムラ」とは違うように感じ始めました。
老犬が食べない。病院では異常なしと言われた
初めに病院で相談した時は、
「シニア犬になると食事の好みが変わることはよくあります」
「食べなくなる子もいます」
「でもそのうち食べるでしょう」
というお話でした。
その時のももは、表情もしっかりしていて元気もありました。
そのため、私もしばらく様子を見ることにしました。
ですが、時間がたつほど不安は大きくなっていきました。
ご飯の前までは来るのに食べない|食べたいのに食べられないように見えた
ますます食べなくなるもも。
でも、よく観察してみると、ただ食欲がないようには見えませんでした。
ももは、ご飯の前までは来るのです。
けれど、お皿を前にすると口を閉じてしまう。
そして震えだすこともありました。
さらに、台所をウロウロして、食べ物を探しているようにも見えました。
ももは昔から台所が大好きで、何かおいしいものが落ちていないか探すのが、楽しみのひとつでした。
だからこそ私は、
食べたくないのではなく、食べたいのに食べられないのではないか。
そう感じるようになりました。
老犬が3日食べない、水も飲まない|11月下旬の出来事
11月下旬には、3日ほどほとんど食べない日が続きました。
お水も飲みませんでした。
水分だけでもと思い、スポイトのようなもので口元へ持っていきましたが、受け入れてくれたのはほんの少しだけでした。
その姿を見て、私にはももが気力だけで生きているように見えました。
そして、「これはまずい」と感じました。

血液検査も異常なし。でも体重は減っていた
再び病院を受診し、血液検査も行いました。
ですが、結果に大きな異常はありませんでした。
あれほど水分を取れていないように見えたのに、脱水症状もありませんでした。
けれど、体重は確実に落ちていました。
体重の変化
・11月初旬 8.6kg
・11月25日 8.04kg(前日にヒドイ下痢)
・12月初め 7.55kg
・12月末 7.2kg

短い期間で、ここまで体重が減っていきました。
見た目には元気そうでも、この頃から少しぐるぐる回る様子が見られるようになりました。
現在(2026年4月)、ももの体重は6.6kgです。
一度減った体重はなかなか元に戻らず、今も維持に苦戦しています。
食べない原因は歯だと思っていた
こんなに食べないのは、歯や口の中に原因があるのではないか。
私はそう思うようになりました。
理由は、次のような変化があったからです。
・大好きだったソフトクリームまで食べなかった
・口の中から聞いたことのないような音がした
・寝ている時に歯ぎしりをするようになった
・ドッグフードを周りにこぼしながら食べていた
先生からは、歯に大きな問題はなさそうだと言われました。
それでも私は、歯が原因だとしか思えませんでした。
2025年12月8日 歯石除去の結果、歯に異常はなかった
そして、12月8日。
歯石除去を行いました。
結果は、先生がおっしゃっていた通りでした。
・歯に大きな異常なし
・口腔内にも問題なし
つまり、歯は原因ではなかったのです。

では、なぜももは食べないのか。
歯にも異常がない。
それなら、ももはなぜ食べないのか。
私はここで、ようやく別の視点で考え始めることになります。
もしかすると原因は、「食欲」ではなく、食べ方そのものにあったのかもしれません。
まとめ
老犬が急に食べない。
でも、検査では異常なし。
あの時期、私は本当に困りました。
なぜ、ももが食べないのか。
なぜ、お水も飲まないのか。
原因を探し続け、できることは何でも試しました。
あの時期は、今でも戻れるなら戻りたいと思う時間です。
同じように悩んでいる方にとって、この記録が少しでもヒントになればうれしいです。

